分電盤交換 その2(Panasonic)

その1では、分電盤の下準備を行いました。

いよいよ分電盤を交換していきます。

太陽光発電を停止します。

旧分電盤に下処理をします。

 ・計測器(CT)を取り外す(クランプを外してからコネクタを抜くこと!)

 ・回線に番号を書く(左から上段は1・3・・・、下段は2・4・・・)

 ・3回線くらいをビニールテープでまとる(入れ替えた後の目安)

いよいよ全停電です。

 ・家電製品の電源をOFFにする

 ・電力メーターの二次側を引き抜く(絶縁手袋必須!)

 ・検電器とテスターで停電状態を再確認する

分電盤を外していきます。

 ・配線を外す

 ・固定ねじを外す

 ・盤を引き抜く

 ・断熱材の状態を確認

新分電盤のブレーカー部分を取り外します。

 ・CTセンサーケーブル(この盤は2つ)

 ・アース線

 ・センサー電源(この盤は色が説明書と違うらしい)

新分電盤の枠を取り付けます。

 ・古い壁紙が隠れるように位置を決めていく

 ・間柱に仮固定して水平を調整する

 ・四隅にネジ止めして固定する

 ・ブレーカー部分を取り付ける

 ・CTセンサーケーブル、アース線、センサー電源を元に戻す

銅線の傷を確認してダメなものはやり直す。(結局全部被覆を剥き直した)

 ・旧分電盤はネジ止めのため傷が深い

 ・新分電盤は差し込み式なので傷が浅い

 ・新分電盤の方が露出部が長い(短いと差込確認のオレンジが表示されない)

回路を元に戻していきます。

 ・回路を分け直したい気持ちもあるが現状復旧を優先(混乱を避けるため)

 ・太陽光発電のセンサーを戻します(スペースが狭くなるので注意)

 ・端子台のネジ止めは、最後手締めで行うこと(インパクトは仮止めまで!)

電力メーターの2次側を接続して復電します。

 ・最初に白、次に赤か黒、その次に黒か赤。(白は100V系統で非常に重要!)

 ・主幹ブレーカーの一次側で規定の電圧か確認する

 ・子ブレーカーを入れる

交換作業は全て終了です。

あとは、ご自宅に合わせて作業を行ってください。 

 ・回路名のラベルを作成して取り付ける(今回は見送ります)

 ・スマートコスモにLANケーブルを接続する(施工済み)

 ・太陽光発電のCTセンサー電源を計測機器電源用へ変更する(施工済み)

 ・まとめられている回線を分ける(施工済み)

 ・HEMSのセットアップ(設定済み)

 ・SHARP製のコンセント計測器(不要になりそう)

上記の写真には「蓋」がありません。

左手前の壁面に、太陽光連携ブレーカーが鎮座しております。

そのため、蓋を取り付けることが困難となりました。

蓋を機能させるためには

 ・古い壁紙が露出する小さい分電盤にする

 ・太陽光連携ブレーカーを取り外して古い壁紙と穴を塞ぐ

どちらかを選択しなければなりません。

今回、分電盤を交換してみて

 ・太陽光連携ブレーカーを撤去

したくなりました。

また時間がある時にやっていこうと思います。

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