中古住宅あるある「パワコンの故障」です。
現状引き渡しだったため、パワコンが動いていればラッキーな状態でした。
しかし、現実はそう甘くありませんでした。
搭載されていたのは「SHARP」の「SUNVISTA(サンビスタ)」でした。


太陽光パネルの開放電圧を測定して、動作は良好だろうと判断しました。




系統連系を試みてもエラー表示を繰り返してしまいます。
そこでパワコンの交換に踏み切りました。
調達元は「Yahoo!オークション」でした。
商品・送料込みで1万円しなかった記憶です。
とてもラッキーでした。


見事復活を遂げました!
私の概算では「1年で10万円の電気代を自家消費」できます。
しばらく使っていると、エラーが表示されるようになりました。


どうやら入力の1つがダメなようです。
こうなると電圧だけではなく電流を測定する必要が出てきます。
結果は、警告の通り「1つの入力がダメ」ということがわかりました。




この他にも、春や秋はエアコンの稼働率が下がるため余剰電力が出ます。
系統連系で売電しているのですが
「1kwhあたり8円」
にしかなりません。
更にさらに気になることがあります。
「4kWのパネルなのにピークが1.3kWほどである」
原因を考えてみました。
・4入力のうちの1入力が故障したため2系統を1系統(直列)にまとめている
・10年落ちのため変換効率が低下している可能性がある
これらを踏まえて、再びパワコンの交換に踏み切りました。



今回は蓄電池付きの物をチョイスしました。
「15万円程の投資」と「申請」が大きな勉強になりました。
交換してみてわかったことは
・発電量は変わらなかった
・深夜電力で電池を充電することで、昼間に深夜電力をシフトできる
ここまでくると「太陽光パネルを交換」したくなってきました。
そうならば「交換した時の準備をしておこう」と考え付きました。
・4系統を3系統に無理やり入力している状態を解消するために「パワコンを増設」
・余剰電力を満足に充電できるようにするために「蓄電池を増設」



残念なことは、停電時に非常用コンセントしか使えないということです。
これからもヤフオクやメルカリを注意深く見ていきたいと考えています。
今後についてですが、SHARPが2024年4月に新商品を発表しました。
近年、海外のパネルメーカーが性能を大幅に向上させ、コストパフォーマンスも優れます。
安定の日本企業を選ぶのか、今の性能・価格を重視するのか難しい選択を迫られています。
我が家には土地に限りがあるため、太陽光パネルを庭に広げるようなことはできません。
150万円程度の大きな出費をどうするのか、非常に難しい判断を迫られています。
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