我が家のグランドキャビンはディーゼル4WD、ATの最終型です。
カーナビを現在地把握のために使っているのですが動作不良となりました。
DVDナビなのにディスクを読み込んでくれません。
ただのオーディオ装置になっているので交換を決意しました。
後期型の特徴
100系のハイエースは、インパネレイアウトが前期と後期で異なります。
- 前期 ・・・ 2DIN
- 後期 ・・・ 2DIN or 2DINワイド
ここで重要なのは
・2DINも2DINワイドも金具類は同じものを使う
ところです。
ただし、もしも後期に2DINをつけたい場合は、左右に隙間ができてしまいます。
その場合は隙間を埋める部品を一緒につければ解決です!
準備するもの
今回使用したものは下記の通りです。
- 中古のカーナビ(2DIN)
- オーディオハーネス(トヨタ・ダイハツ用)
- ちょっとした電材
- ちょっとした工具
初めてのDIYの方は、最悪何かを買い足しに行かないといけない覚悟をお忘れなく!
インパネの取り外し
現在のカーナビです。
こちらは2DINでワイドスペーサーが付いている状態です。

インパネを外すにはちょっとした手順があります。
- ハンドル下のカバーを外す
- インパネ上部のネジを外す





インパネはメーターの下にもネジがあるのでご注意を!
私の車には、なぜか付いていませんでした。。。
カプラーを外していくとインパネが外れます。
平成の車は脱着を考慮した設計なので非常に作業性が高いです!





旧ナビを取り外す
ネジは左右に2個ずつ付いています。
背面のカプラーを外すと完全に取り出すことができます。
このナビにはCDチェンジャーや外部入出力が付いているので配線が多めです。






新ナビを準備
新しいナビを準備します。
- 地デジの配線は省略 (暑くて作業時間に限界が・・・)
- 取り付け金具を移植
- ハーネス同士を接続
- 今回のRCAはリアDVDの映像を入力 (通常は必要ありません)









ここで問題が発生、3つの配線が接続できません。
多分、メーカー純正オプションのナビだったので、特殊カプラーになっているようです。
- 車速信号
- パーキングブレーキ信号
- リバース信号


これらの役割は下記の通りです。
・車速信号
車の速度を検出して現在位置の精度を高めるもの。
トンネルや地下では、GPS信号を受信できないため現在地の補正ができなくなる。
・パーキング信号
車が停車していることを検知するためのもの。
移動中に操作できないようにする役割もある。
・リバース信号
バックギアに入ったことを検知するためのもの。
バックカメラへ自動的に切り替えるための機能を実現するために必須。
配線をカットして、キボシ端子を加工することにします。






ここにきて更に問題が発生、アースが接続できません。
更に配線を加工します。



ちなみにGPSのカプラーは、時代によって多少異なるようです。



カプラーの接続
さて、いよいよ接続です。
必ず配線が整ってから最後に接続するようにしましょう。
配線によってはバッテリーから常時12Vきているものもあります。
ヒューズ飛ばすのだけはやめた方がいいです。






交換完了
あとは動作確認やスピーカーの設定をして終了です。
Panasonicの場合は、配線がおかしいとエラー表示が出るので親切です。
もしもの時は使用を中止して配線を確認しましょう!
お疲れ様でした!
コメント